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Shinkyouchi

随想音

Ableton Liveの音質改善

Ableton Liveは音が悪いと言われることがあります。確かに自分でも使っていてなんか音がこもるなと悩んでいました。そこでいろいろ試した結果、その原因の一つとしてWarp機能が大きいのではないのかと気づきました。(他の原因として付属プラグインの質にも原因があると考えていますが今回は触れません。)

根本的な解決策として、私は基本的にWarp機能を使っていません。このDAWの売りの一つでもあるWarp機能はLive演奏においては活用できる部分が大きいと思います。しかし制作においての音質のロスは問題なのでWarp機能は基本使いません。

使う場合は用途によって使い分けています。音程が多少上下する分に問題無い場合、例えばBPM128のドラムループ(Warpマーカーひとつ)を127にしたいという場合はRe-Pitchモードにします。ただしWarpマーカーを複数使う(4拍で分けたりなど)のであればComplex Proに設定してマーカーで分けたパートのそれぞれの音程が変わらないようにします。ドラムループのBPMをかなり"早くする場合"はBeatsモードの方が自然に聞こえます。ただし"遅くする場合"においてBeatsモードは音質変化が激しくお薦めできません。

Vocal等なるべく音質の変化を最小限にしてテンポや音程を変えたい場合は、Complex Pro(もしくはComplex、結果の良い方)を使っています。他のモードは音質変化をエフェクト的に使いたい時に考える感じです。もっともWarp機能を使わない状態がもっとも音抜けが良いので、使う必要が無い時はWarp機能は使いません。

また初期設定でWarp機能が自動でオンになってしまうので、自動ワープをオフにしています。あわせて"クリップ端にフェードを作成"もオフにしています。意外と気付きにくい部分ですが、これが入っていると勝手にサンプルの前後にフェードイン/アウトが入り音が変わってしまうのです。仮にフェードを作りたければ後からフェードを調整すれば良いと思うので通常オフで良いと思います。

これらを徹底するだけで音抜けが改善されると思うので是非試してみてください。

 追記:Beatsモードを使う場合について新たに補筆しました。

(二〇一七年一月)